キーマップの書き方
たとえば、こうやって書きます。(
は半角スペースの意。)
map
A
a ---意味:「Aに、初期設定のaの機能をもたせる。」
何が書いてあるかというと
マッピングコマンド
押すキー
キーを押した時に望む動作
なんですってよ。もうわかった?じゃぁ帰っていいよ、バイバイ。
以下順番に説明。
-------------------------------------------------------------------
①マッピングコマンド
配置を指示するのに使う命令(コマンド)は
map
noremap(略形no)
の2つです。何が違うかというと「上書き可能かどうか」。
map上書き可能でnoremap上書き不可。
例えば競合するマッピング
map a A
noremap a B
があったらnoremapが優先される。
簡単に言うとnoremapの方が強い、とそういうことです。
自分で作ったマッピングは
すべて初期設定のマッピングに上書きする形になっているから、
自分の設定の方を再優先させたい場合はnoremapの方がいいかもね。
さらに詳しくは
:h map
でヘルプファイルを参照されたし。
------------------------------------------------------------------
②押すキー
アルファベットキーは普通に、
小文字ならaとか大文字ならBとかって表記。もちろん数字も使える。
その他の特殊キーは略号を使います。(→キーの略称を参照。)
1)単独で使えます。
2)組み合わせても使えます。
一番楽なのはワンボタンで所定の動作を起こすことですが
キーは数に限りがありますしね。
オーソドックスな組み合わせ方は多くのアプリケーションで使われている
CtrlやAltとアルファベットの組み合わせでしょう。
Ctrl+Alt+a → <C-A-a>
※ただし、<かっこ>の中では大文字は大文字として認識されません。つまり
<C-A-b> = <C-A-B> となるのでご注意。
vimpeのすばらしいのはキーの組み合わせがものすごく柔軟にできることです。
<C-a>bcd ---Ctrl押しっぱなしでa、その後でbcdと押す
とか、もうやりたい放題です。好きにしてください。
半角スペースがくるまで「ひとつなぎのもの」として認識されます。
スぺースキーは半角スペースじゃなくて<Space>と表記すること。
------------------------------------------------------------------
③キーを押した時に望む動作
初期設定上の定義に結びつけさえすれば
これもやりたい放題。ハァハァ┗┐(蹴
map f j
---意味:f に初期設定の j の機能を持たせる。
map S <C-c>
---意味:S に初期設定の <C-c>の機能を持たせる。
map <F1> :set go+=T<CR>
---意味:F1キーにコマンドラインで:set go+=T<CR>と打ったときと同じ機能を持たせる。
map E :tabopen http://vimperator.blog9.fc2.com/<CR>
---意味:Eを押すと所定のURL先が新しいタブで開く
なんでもありです。
しかしある程度は初期設定がどうなっているか知らないと書けませんよね。
:h index
で一覧が出ます。頑張って発掘してください。発掘楽しいです。
私は未だに終らない・・・だがそれがいい。
他にもすばらしい機能がたくさんあるvimperatorですが、
初めはこれができただけでぼくはもう満足でした。
書き方は私のような超初心者にはとっつきにくいものです。
しかし初心者が最も簡単にvimpeのすばらしさを感じられる入り口になるのではないでしょうか。
どれをどう使って作業を効率化するかは使い手の工夫次第。
工夫するには知識が必要。それも使い手の探究心次第。
見る人が見れば、使い方でどの程度のモノかばれてしまうのでしょうね(汗)
関連記事◇rcの書き方

map


何が書いてあるかというと
マッピングコマンド


なんですってよ。もうわかった?じゃぁ帰っていいよ、バイバイ。
以下順番に説明。
-------------------------------------------------------------------
①マッピングコマンド
配置を指示するのに使う命令(コマンド)は
map
noremap(略形no)
の2つです。何が違うかというと「上書き可能かどうか」。
map上書き可能でnoremap上書き不可。
例えば競合するマッピング
map a A
noremap a B
があったらnoremapが優先される。
簡単に言うとnoremapの方が強い、とそういうことです。
自分で作ったマッピングは
すべて初期設定のマッピングに上書きする形になっているから、
自分の設定の方を再優先させたい場合はnoremapの方がいいかもね。
さらに詳しくは
:h map
でヘルプファイルを参照されたし。
------------------------------------------------------------------
②押すキー
アルファベットキーは普通に、
小文字ならaとか大文字ならBとかって表記。もちろん数字も使える。
その他の特殊キーは略号を使います。(→キーの略称を参照。)
1)単独で使えます。
2)組み合わせても使えます。
一番楽なのはワンボタンで所定の動作を起こすことですが
キーは数に限りがありますしね。
オーソドックスな組み合わせ方は多くのアプリケーションで使われている
CtrlやAltとアルファベットの組み合わせでしょう。
Ctrl+Alt+a → <C-A-a>
※ただし、<かっこ>の中では大文字は大文字として認識されません。つまり
<C-A-b> = <C-A-B> となるのでご注意。
vimpeのすばらしいのはキーの組み合わせがものすごく柔軟にできることです。
<C-a>bcd ---Ctrl押しっぱなしでa、その後でbcdと押す
とか、もうやりたい放題です。好きにしてください。
半角スペースがくるまで「ひとつなぎのもの」として認識されます。
スぺースキーは半角スペースじゃなくて<Space>と表記すること。
------------------------------------------------------------------
③キーを押した時に望む動作
初期設定上の定義に結びつけさえすれば
これもやりたい放題。ハァハァ┗┐(蹴
map f j
---意味:f に初期設定の j の機能を持たせる。
map S <C-c>
---意味:S に初期設定の <C-c>の機能を持たせる。
map <F1> :set go+=T<CR>
---意味:F1キーにコマンドラインで:set go+=T<CR>と打ったときと同じ機能を持たせる。
map E :tabopen http://vimperator.blog9.fc2.com/<CR>
---意味:Eを押すと所定のURL先が新しいタブで開く
なんでもありです。
しかしある程度は初期設定がどうなっているか知らないと書けませんよね。
:h index
で一覧が出ます。頑張って発掘してください。発掘楽しいです。
私は未だに終らない・・・だがそれがいい。
他にもすばらしい機能がたくさんあるvimperatorですが、
初めはこれができただけでぼくはもう満足でした。
書き方は私のような超初心者にはとっつきにくいものです。
しかし初心者が最も簡単にvimpeのすばらしさを感じられる入り口になるのではないでしょうか。
どれをどう使って作業を効率化するかは使い手の工夫次第。
工夫するには知識が必要。それも使い手の探究心次第。
見る人が見れば、使い方でどの程度のモノかばれてしまうのでしょうね(汗)
関連記事◇rcの書き方